LINEパーソナライズ配信

「ソーシャルPLUS」LINEログイン 導入事例インタビュー

情報が“飽和”する就活市場で、必要な情報だけを届ける。女子キャリ就活がLINEログインを起点に描いたパーソナライズ設計

女子キャリ就活

運営:株式会社アスプラ


女子学生のためのオーダーメイド型の就活サービスを提供。女性活躍企業と出会える限定イベントや、女性アドバイザーによる就活相談・企業紹介を通して「私だけのキャリア」をサポートしています。
https://womancareer.jp/

インタビュイー

株式会社 アスプラ 女子キャリ事業部 サービス開発・マーケティングチーム
小林 栞奈 様

導入の背景

LINE活用の目的

導入後の成果

女子キャリ就活とは|「私だけのキャリアを描く」女子学生向け就活支援

まず最初に、女子キャリ就活のサービスについて教えてください。
就活中・就活準備中の女子大学生に向けて、どのような支援をされているのでしょうか?

女子キャリ就活は「私だけのキャリアを描く」というコンセプトのもと、文系・理系を問わず日本全国(一部海外大学含む)の就活中・就活準備中の女子大学生に向けた就活支援サービスを展開しています。

サービスの軸は、女子学生限定の就活イベントエージェントサービスの2つです。加えて、就活講座やコラムを通じてさまざまな情報提供にも取り組んでいます。

女子キャリ就活が最もこだわっているのは、他社にはない「マッチングの深さ」です
スキルや業界といった条件だけでなく、学生一人ひとりの価値観やライフスタイル
にまで踏み込んだ提案を行っています。

そのためにもキャリアアドバイザーを全員女性で構成することで、結婚・出産といった女性特有のライフイベントも含めて相談できる体制を整え、安心してキャリアを考えられる環境づくりを大切にしています。

(女子キャリ就活公式サイト: https://womancareer.jp/

就活市場の変化|情報が多すぎる時代の就活

ー学生さんと日々接する中で、最近の就活について、どんなことを感じる場面が多いですか?

ここ数年で、学生を取り巻く就活環境は大きく変化しました。
就活の早期化により、大学低学年のうちからSNSやスカウトメールなどで大量の情報が学生のもとに届くようになっています。

その結果、たくさんの情報に埋もれ、学生は「自分にとって本当に必要な情報が何か分からない」状態に陥りやすくなっているように感じます。

こうした背景から、情報を一律に届けるだけでは不十分で、学生一人ひとりの価値観や就活フェーズに合わせた「マッチングの深さ」を前提に、情報をどう届けるかが、これまで以上に重要になっています。

―学生さんとのコミュニケーションにおいてLINEをより重視するようになったのは、どんな理由からでしょうか?

当初、LINE公式アカウントはメールの補助的な位置づけで活用していました。しかし、年々メールの開封率が下がっていることもあり、重要な情報が、メールでは十分に届いていないと感じる場面が増えてきました。

就活情報があふれる中で、学生も「今、必要な情報を手軽に確認したい」という志向が強まっているのではないでしょうか。

そうした中で、LINEは学生が日常的に使うツールであり、情報を無理なく受け取れる手段だと考え、コミュニケーションの主軸としてLINEを本格的に活用していくことにしました。

“パーソナライズ”をどう実現したか?— 接点獲得とデータ活用を同時に整えるという選択

ーLINEをコミュニケーションの主軸として活用する上で、「これは外せない」と考えていたポイントは何でしたか?

就活の現場では、パーソナライズが非常に重要だと考えています。

人材サービスでは、学年、地域、志向や就活フェーズによって、「届けるべき情報」が大きく変わります。

学生一人ひとりで置かれている状況が大きく異なることから、LINE活用で最も重視していたのは、ユーザーごとに情報を出し分けられることでした。

そのためには、LINE公式アカウントの友だちを増やすことに加え、会員情報を活用したセグメント配信が行える仕組みの導入が欠かせません。

検討を進める中で、LINEログインを活用すれば、会員登録と同時にLINE公式アカウントの友だち追加とLINEのID連携を一度に完了できることを知りました。
ユーザーとの接点を広げながら、会員データを蓄積・活用でき、柔軟なセグメント配信を行うための土台を初期段階から構築できると考え、ソーシャルPLUSを通じてLINEログインを導入しています。

また、連携したユーザー情報を実際の配信や日々の運用に活用するため、LINEログインとあわせてLINEマーケティングツール「Message Manager」を導入しています。

LINEログインでID連携ができている場合、女子キャリ就活の会員データベースに蓄積されたユーザー情報をAPIを通じて取得し、Message Manager上の友だちにタグとして自動付与できます。

Message Managerではこうして取得したユーザー情報をもとにセグメントを設計し、自分たちの運用方針に沿った形でメッセージ配信を行える点に魅力を感じました。

このように、LINEログインで接点とデータ活用の「土台」を整え、Message Managerで情報の「届け方」を設計することで、女子キャリ就活として目指していた「一人ひとりに合わせたパーソナライズ」を、LINE上で無理なく実現できるようになりました。

LINE公式アカウントは「接点をつくり、維持する」ための基盤

— 実際に、LINE公式アカウントはどのように活用されていますか?

女子キャリ就活では、LINE公式アカウントを、学生との接点を創出し、次のコミュニケーションへとつなぐための役割として活用しています。

具体的には、LINEログインによるID連携で取得したユーザー情報をもとにセグメント配信を行い、学生一人ひとりに合った情報を届けることでエンゲージメントを高め、イベントへの参加や面談予約、応募などにつなげています。

配信内容としては、

などを中心に行っています。

これらの配信を、卒業年度や就活フェーズに応じて出し分けることで、学年や状況に合わない情報を届けてしまうことを避けながら、学生にとって「今、必要な情報だけが届く」状態をつくっています。

そして、面談予約やイベント申し込みをいただいた後のコミュニケーションはLINE公式アカウントから個別フォローへとバトンタッチします。

以降は、学生とキャリアアドバイザー(CA)との間で個別にやり取りを行い、学生一人ひとりの状況や温度感に合わせた、きめ細かなフォローを行っています。

また、万が一、個別フォローの途中でコミュニケーションが途切れてしまった場合でも、LINE公式アカウントから改めてアプローチすることで、接点を維持できるようにしています。

このように、LINE公式アカウントで接点をつくり、必要な情報を届け続けながら個別フォローへとつなぎ、必要に応じて再びLINE公式アカウントを起点に関係性をつなぎ直すことで、学生との関係が一過性に終わらない運用を実現しています。

必要な情報が届く体験をつくるためのID連携

ーリッチメニューの切り替えなども活用されていると伺いました。メッセージ配信以外にも、運用面で工夫されていることはありますか?

ID連携が進むことで、卒業年度や検討状況といった学生ごとの情報をもとに配信内容を最適化できるようになります。 その結果、学生にとっても、必要な情報だけを無理なく受け取れる環境が整い、就活を進めやすい体験につながると考えています。

一方で、オフラインイベントなどでも友だち追加していただく機会も多く、その場合、友だち追加のみでID連携が完了していないケースも少なくありません。

そこで、ID連携を自然に後押しする施策として、トーク画面を開いた際に最初に目に入るリッチメニューを活用しています。

友だち追加のみでID連携が完了していない学生にはID連携を促す「鍵付き」のリッチメニューを表示し、ID連携が完了すると学生にとって便利なコンテンツが利用できるメニューへと切り替わる仕組みです。

ID連携の特典としてプレゼントしている「自己PR・ガクチカ例文集」は学生からも好評をいただいており、積極的にID連携を行なっていただいています。

リッチメニューの切り替えやセグメント配信といった設定は、すべてMessage Manager上で、運用担当者が日常的な運用の中で無理なく設定・変更できるようになっているので助かっています。

※ガクチカ:ガクチカとは、学生時代に特に力を入れて取り組んだ経験のことです。就職活動では、その経験を通して身につけた考え方や行動力、人となりを伝えるための材料として活用されます。

友だち追加の約80%をLINEログイン経由で獲得。接点が“安定して積み上がる”状態へ

— こうした運用によって、具体的にどんな効果や変化を感じていますか?

LINEログインを導入したことで、友だち追加やLINEのID連携が安定して増えるようになりました。

実際に、LINEログイン導入後は、友だち追加の約80%がLINEログイン経由となっており、LINE上での接点づくりから、その後のユーザー情報を活用したコミュニケーションにつながる土台までが整いつつあると感じています。

また、対象学年や大学エリアなど、学生一人ひとりの状況にあわせ、今必要な情報だけを届けることで、メッセージ配信直後の反応速度(初速)は、メールと比べて明らかに速くなっています。

学生にとっても、情報の確認から次の行動までをスムーズに行えるようになり、LINEを通じたコミュニケーションの利便性が高まっているのではないでしょうか。

結果として、LINE公式アカウントは単なる配信チャネルではなく、学生との接点を継続的に支える基盤として機能するようになったと考えています。

学生一人ひとりに寄り添うコミュニケーションを目指して

— 今後、LINE活用についてはどのような点を強化していきたいと考えていますか?

今後は、これまで整えてきた接点設計や運用基盤を活かしながら、学生一人ひとりの状況に、より自然に寄り添えるLINE活用をさらに進めていきたいですね。

LINEはあくまで手段の一つですが、学生との接点を途切れさせず、長期的な関係性を築いていくうえで、今後も重要な役割を担うチャネルだと捉えています。
引き続き、女子キャリ就活らしい就活支援のあり方に沿った形で、LINE活用を進化させていきます。

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