
株式会社ソーシャルPLUSは、ソーシャルログイン・LINEのCRM活用サービス「ソーシャルPLUS」を導入しているサイトを対象(調査対象:354サイト)に、2025年におけるソーシャルログインの導入・利用状況に関する調査を実施しました。
本調査では、2021年から2025年までの複数年にわたるデータをもとに、ソーシャルログインの導入構成や利用実態がどのように推移してきたのかを調査しました。
その結果、LINEログインは、調査開始当初から引き続き最も多く導入されているソーシャルログインであることに加え、2025年にかけて「LINEログインのみ」を導入するサイトが前年比27%増と、増加が加速していることが明らかになりました。
これは、LINEログインが単なるログイン手段としてではなく、LINEのID連携を起点に、LINEをCRMとして活用することを見据えた選択へと定着してきていることを示しています。
本レポートでは、ソーシャルログインの導入傾向の変化や、ログイン利用状況(回数・デバイス別)に関する調査結果を公開します。
また、これらの結果をもとに、ソーシャルログインの利用実態と、その背景についても読み解いていきます。
◆本レポートの調査前提
本調査では、ソーシャルPLUSが対応している6種類のソーシャルログイン(LINE、Yahoo! JAPAN、Google、Apple、X〈旧Twitter〉、Facebook)を対象に、どのソーシャルログインがどのような組み合わせで導入されているのか、また、実際によく利用されているソーシャルログインはどれかといった観点から調査を行いました。
※グラフを含む本調査内容を引用する場合は「ソーシャルPLUS調べ:「ソーシャルログイン利用状況調査2025」と明記し、( https://www.socialplus.jp/content/report-2025 )へのリンク設置をお願いします。
※本調査結果では、各プラットフォームが提供するソーシャルログインを「LINE」「Yahoo! JAPAN」「Google」「Apple」「X」と、一部、略記しています。
まず最初に、ソーシャルログインを導入しているサイトが、どのソーシャルログインを、どのような組み合わせで導入しているのかについて、調査結果をもとに見ていきます。

ソーシャルログインの導入組み合わせランキングでは、前年に引き続き「LINEログインのみ」を導入するサイトが1位となりました。
導入サイト数は174サイトと、他の組み合わせと比較して最も多い結果となっています。(図1)。
また、「LINEログインのみ」を導入するサイト数は、本調査を開始した2021年以降、右肩上がりで増加しています。
なかでも2025年は前年比27%増と増加傾向が続いています。(図2)。
一方で、GoogleやYahoo! JAPANなど他のソーシャルログインも一定割合で導入されており、利用環境やターゲットに応じた併用構成も引き続き見られます。

ソーシャルログインの利用回数の割合を見ると、LINEログインが全体の88%を占め、最も多く利用されているソーシャルログインとなりました。
この割合は前年から2ポイント上昇しており、ログイン行動においてLINEログインの利用がさらに進んでいることがうかがえます。

ソーシャルログインを実際に利用したユーザー数の割合を見ると、LINEログインが全体の87%を占め、最も多くのユーザーに利用されているソーシャルログインとなりました。
LINEログインは利用回数・利用ユーザー数のいずれにおいても高い比率を維持していることが分かります。
この結果から、LINEログインは一部のユーザーに偏って使われているのではなく、幅広いユーザー層に安定して利用されているソーシャルログインであることがうかがえます。

ソーシャルログインの利用デバイス別に見ると、全体の利用回数のうち、スマートフォンからの利用が97%を占めており、ソーシャルログインが主にスマートフォンを起点として利用されている実態が確認されました。
この割合は前年から大きな変化はなく、利用デバイスの傾向は引き続き安定しています。
ソーシャルログインの利用者が主にエンドユーザーであることを踏まえると、日常的に利用されるスマートフォンを中心に利用が集中している点は、利用実態としても自然な結果と言えるでしょう。

スマートフォンでのソーシャルログイン利用回数の内訳を見ると、LINEログインが89%と突出して高く、他のソーシャルログインを大きく上回りました。

一方、PC・タブレットでのソーシャルログイン利用回数では、LINEログイン、Googleログイン、Yahoo! JAPANログインの3つで全体の約93%を占めており、スマートフォンと比べて、複数のソーシャルログインが併用されている傾向が見られました。
PC・タブレットでの利用においては、GoogleアカウントやYahoo! JAPANアカウントなど、PC環境で日常的に利用されるアカウントが選択されやすいことも、複数のソーシャルログインが利用されている背景の一つと考えられます。

今回の調査から、各ソーシャルログインは利用環境や目的に応じて選択されており、その中でLINEログインが中心的な役割を担っている状況が確認されました。
こうした背景には、LINEログインを単なる利便性向上の機能としてではなく、CRM活用の起点として位置づける企業の増加があると考えられます。
LINEログインを通じて会員IDとLINEアカウントを紐づける「LINEのID連携」により、LINE公式アカウント上でユーザーの行動や属性に基づいた継続的なコミュニケーションが可能になります。これにより、ECや会員ビジネスにおいて重要となる「誰に・何を・いつ送るか」の最適化が実現し、成果を最大化する土壌が整います。
実際にソーシャルPLUSへ寄せられる相談も、会員データを活用したLINEのCRMを起点に、その先の成果創出までを視野に入れた内容へと明確にシフトしています。
また、AIによるパーソナライズが進化する中で、その精度を左右する良質な1st Partyデータをいかに取得・活用するかという点も、企業にとって重要な関心事となっています。
こうした状況から、LINEログインはソーシャルログインとしての機能に加え、顧客体験を積み重ねて事業成長を牽引するための起点として、その役割を強めていると言えるでしょう。
ソーシャルPLUSでは、LINEログインとID連携を軸に、会員データを活用したコミュニケーション設計を支援しています。登録・ログイン時の導線設計から、ID連携ユーザーを増やすための施策、データに基づいた出し分け、さらには運用の伴走支援までを一体で捉え、成果につながるLINE活用をサポートします。
▼ソーシャルPLUSのLINEログイン・ID連携について詳しく見る
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▼(参考)昨年調査レポートはこちら
https://www.socialplus.jp/content/report-2024
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