追跡タグ

この機能でできること

サイト内に追跡タグを埋め込むことで、Message Managerから配信するメッセージやリッチメニューのURLを開いたユーザーの行動をイベントとして計測・追跡し、配信の成果を確認できる機能です。
カゴ落ち配信など、イベントの発生をトリガーとしたトリガー&アクションのワークフローを設定する際は、追跡タグの埋め込みが必要です。

※本機能を利用するにはオプションの契約が必要です。詳しくはサポート窓口までご相談ください。

計測の仕組み

追跡タグを埋め込んだサイト上でユーザーの行動をイベントとして計測するために、メッセージやリッチメニューに設定されたURLを計測用のURLに自動変換します。ユーザーがLINEアプリ上でURLを開くと計測用URLを経由してページに遷移し、その行動がイベントとして記録されます。

配信するメッセージごとに、計測用URLへの変換のオン/オフを変更することも可能です。
※リッチメニューは個別に計測設定を変更することはできません。

事前に準備が必要なもの

  • Google Tag Manager
    • 追跡タグの埋め込みはGoogle Tag Managerからの設定を前提としています。
  • LIFFアプリの設定
    • LINEアプリ上でURLを開きユーザーの行動を計測します。設定は以下から行ってください。

追跡タグの埋め込み

ユーザーの行動をイベントとして計測するために、サイト内に「ベースコード」「イベントコード」の2種類の追跡タグを埋め込みます。

ベースコード

サイトの全ページに設置するコードです。イベントコードを動作させるために必要で、ページへの着地もview_landingイベントとして計測します。

Google Tag Managerでの設置方法

Google Tag Managerの管理画面内の「タグ」から新規タグを作成します。

  • 「タグの種類」はカスタムHTMLを選択します。
  • 「HTML」にベースコードを貼り付けます。
  • 「配信トリガー」はAll Pagesを選択します。
  • タグを保存します。

イベントコード

サイト内でイベントを計測したいページに設置するコードです。

イベントコードの種類 計測タイミング イベント名
商品閲覧 商品詳細ページ表示時 view_item
カート追加 カートに商品を追加した時 add_to_cart
カート表示 カートページ表示時 view_cart
コンバージョン 購入完了ページ表示時 conversion

Google Tag Managerでの設置方法

Google Tag Managerの管理画面内の「タグ」から新規タグを作成します。

  • 「タグの種類」はカスタムHTMLを選択します。
  • 「HTML」に任意のイベントコードを貼り付けます。
  • 「タグの順位付け」で、先ほど作成したベースコードのタグが、今回作成するイベントコードのタグより先に配信されるように設定します。
  • 「配信トリガー」は、イベントの目的に応じて選択または作成します。
    • 商品閲覧:商品詳細ページ表示時
    • カート追加:商品をカートに追加した時
    • カート表示:カートページ表示時
    • コンバージョン:購入完了ページ表示時

イベントコードにイベントの価値や商品情報を含める方法

イベントコードにプロパティを追加することで、イベントの価値(購入金額など)や商品情報を計測・蓄積できます。

指定できるプロパティ

プロパティはイベントの種類によって異なります。

イベント value(数値) item(商品情報)
商品閲覧(view_item
カート追加(add_to_cart
カート表示(view_cart ×
コンバージョン(conversion ×

value(数値)
イベントの価値を数値で指定します。コンバージョン時の購入金額などを想定しています。

item(商品情報)
以下のプロパティを持つオブジェクトで指定します。すべて任意項目です。

itemのプロパティ 説明
name 文字列 商品名
image_url 文字列 商品画像のURL
url 文字列 商品ページのURL
price 数値または文字列 価格

設定例

イベントの価値を指定する場合(例:5,000円のコンバージョン)

<script>
  window.mmTracker.sendEvent({
    name: "conversion",
    value: 5000
  });
</script>

商品情報を手動で指定する場合(例:商品閲覧イベントに商品情報を付与)

<script>
  window.mmTracker.sendEvent({
    name: "view_item",
    item: {
      name: "商品A",
      image_url: "https://example.com/image.jpg",
      url: "https://example.com/products/xxx",
      price: 5000
    }
  });
</script>

商品情報の自動取得(view_item / add_to_cart のみ)

itemを指定しなかった場合、view_itemadd_to_cartに限り、ページ上に Schema.org 形式の JSON-LD(Product / Offer)が設置されていれば、商品名・画像・価格・URLを自動で取得します。

<!-- Schema.org JSON-LDの記述例 -->
<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Product",
  "name": "商品A",
  "image": "https://example.com/image.jpg",
  "offers": {
    "@type": "Offer",
    "price": "5000"
  }
}
</script>

イベントの追跡設定

追跡タグを設置後に、追跡の有効化や、追跡対象を選択します。

追跡対象に「メッセージ」を含む場合、対象となる配信機能とメッセージタイプは以下の通りです。

追跡対象となるメッセージ配信機能

  • メッセージ配信
  • 繰り返し配信
  • トリガー&アクションからのメッセージ配信

※ カスタマーサポートのメッセージ、通知メッセージは追跡の対象外です。

追跡対象となるメッセージタイプ

  • テキストメッセージ
  • リッチメッセージ
  • Flexメッセージ
  • テンプレートメッセージ

設置先ドメインの登録

追跡タグを設置するサイトのドメインを登録します。
設定されていないドメインでは計測ができないため、設置先を変更する際はご注意ください。
設置先サイトURLにサブドメインがある場合はサブドメイン単位で登録してください。

LIFFアプリの選択

事前に作成したLIFFアプリを選択します。
LIFFアプリを設定することで、LINEアプリ上でURLを開きユーザーの行動を計測します。
※ 追跡タグを停止した後も、配信済みメッセージを開く際にこの設定が使用されます(新たな計測は行われません)。

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